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モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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東野圭吾「ゲームの名は誘拐」

評価:★★★★

 敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。
 
面白い。

これも、さすがは東野圭吾!と思わせる作品です。
ノンストップミステリーというフレーズは誇大表現ではなく、
次の展開が気になって、一気に読めてしまいますね。

残念だったのは、途中でなんとなく展開が読めてしまったことなんですが・・・
もうちょっと、意外性があっても面白かったかも。

話しは変わりますけど、この主人公にすごい共感を覚えてしまった。
だから今も独り身なのかも(・∀・;)

文庫本になる前、この本のタイトルは
「青春のデスマスク」だったそうな。
改題して良かったねw
by hasi009 | 2006-01-07 15:58 | 東野圭吾