福井 晴敏「 Twelve Y.O. 」
2006年 01月 04日
評価:★★★
沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省(ペンタゴン)が、たった1人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は?真の目的は?圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。
うーむ。ひと言でいうと「面白い」んだけど、
ローレライやイージスに比べると、さすがにしんどいというか。
ストーリーとか人物設定とか福井さん独特の文体とか、
面白いことは面白いんだけど、一つの小説としたら
完成度は高くないって感じかな。
カットされて磨かれる前のダイヤモンドみたいな。
しかし、この話は後の「亡国のイージス」につながっていたり、
ローレライのパウラや、
イージスの登場人物の元となったような人達が出てきて面白いですね。
沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省(ペンタゴン)が、たった1人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は?真の目的は?圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。
うーむ。ひと言でいうと「面白い」んだけど、
ローレライやイージスに比べると、さすがにしんどいというか。
ストーリーとか人物設定とか福井さん独特の文体とか、
面白いことは面白いんだけど、一つの小説としたら
完成度は高くないって感じかな。
カットされて磨かれる前のダイヤモンドみたいな。
しかし、この話は後の「亡国のイージス」につながっていたり、
ローレライのパウラや、
イージスの登場人物の元となったような人達が出てきて面白いですね。
by hasi009
| 2006-01-04 13:10
| 小説