真保裕一「奇跡の人」
2004年 09月 13日
長い長い小説です。いや、長くて読み応えのある小説ならいいんですが、すごい長いと感じてしまいました。
主人公は、一度脳死判定をされかかりながらも一命をとりとめ、「奇跡の人」と呼ばれるまでに回復します。しかし、彼は過去の記憶を一切失っており、その記憶を取り戻すために、彼は消えた過去を取り戻す旅に出る・・・というストーリーです。
相変わらず、真保先生の詳細な調査にもとづく小説なわけですが、読んでいてちょっと長いなぁ、と思うところがいっぱいありました。特に、主人公と聡美が会うまでのくだりは、そこまで長くなくてもいいんじゃないか・・・なんて考えつつ読んでいました。
この作品によく似ているのが東野圭吾の「変身」です。この変身がとにかく展開が早くて、しかも主人公の凶悪ぶりが際だっているだけに、この「奇跡の人」は少し物足りなく感じてしまいました。
先に、この作品を読んでいたら、もっと違う感想を持っていたかもしれませんが。
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主人公は、一度脳死判定をされかかりながらも一命をとりとめ、「奇跡の人」と呼ばれるまでに回復します。しかし、彼は過去の記憶を一切失っており、その記憶を取り戻すために、彼は消えた過去を取り戻す旅に出る・・・というストーリーです。
相変わらず、真保先生の詳細な調査にもとづく小説なわけですが、読んでいてちょっと長いなぁ、と思うところがいっぱいありました。特に、主人公と聡美が会うまでのくだりは、そこまで長くなくてもいいんじゃないか・・・なんて考えつつ読んでいました。
この作品によく似ているのが東野圭吾の「変身」です。この変身がとにかく展開が早くて、しかも主人公の凶悪ぶりが際だっているだけに、この「奇跡の人」は少し物足りなく感じてしまいました。
先に、この作品を読んでいたら、もっと違う感想を持っていたかもしれませんが。
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by hasi009
| 2004-09-13 18:38
| 小説