モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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東野圭吾「殺人の門」

 資産家の家に生まれた主人公は、ある事件がきっかけで不幸になった。その後、小さな幸せを手に入れそうになるたびにある男が現れ、その幸せを奪い取っていったー。主人公はその男に殺意を抱くが、どうしても殺すことができない。殺人者となるために、殺人の門をくぐるために必要なものはいったい何か・・。

 いやあ、またまたさすがは東野圭吾ですねぇ、と感嘆される小説です。思うところあってハードカバー(1800円!)で買ってしまったけど、十分な面白さでございました。主人公がじりじりと殺意を高めていく様は読んでいて息苦しくなるほどで、小説を読んでいて圧倒されます。まだ読んでいない人は、ここを読まないでできればすぐに買って読んで欲しいです。

 面白いのは、主人公が殺意を高めていく舞台に、「悪徳商法」をふんだんに使っていることなんですね。
 
 悪徳商法のことはあんまり知らなかったんですけど、これってもしかしたら実話だったんじゃないのかなぁ、という手口が色々書かれていて、かなり興味深かったです。

 しかし、ある男の台詞は東野圭吾が考えているんでしょうけど、もしかしたら彼はすごい詐欺師になれるかも、というぐらい巧い台詞回しでした。もちろん、色々な取材に基づいているんだと思いますけどね。
 
 それにしても。殺人の門というと、かなり大きなテーマだなぁ、と思ったんですけど、最近発生している事件を考えると、このテーマは以外に大きくないのかもしれないな、とも思います。爆破事件、通り魔事件、小学校での虐殺事件・・・。

 最近、殺人の門をくぐる人が大過ぎやしないですかね。もしかしたら、その門をくぐることは、意外に簡単なもんじゃないかと勘ぐってしまいます。
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# by hasi009 | 2004-05-14 16:10 | 東野圭吾

当ブログについて

ミステリー好きの私が今までに読んだ本や映画について好き勝手に書きつづっています。

基本的にミステリーが好きなんですが、
時代小説も好きだったりします。

私が好む本は、どうやら悲劇的な物が多いようです。
また、本の感想については気持ち辛口のようです。

というわけで、もしかしたら
ここのテキストを読んで気を悪くされる方がいらっしゃるかもしれませんが、
その作品に対する一つの見方ってことで見逃してください(^^;
 
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# by hasi009 | 2004-05-13 17:04 | 当ブログについて

東野圭吾「幻夜」

もう、すげぇよ東野圭吾先生!!
面白すぎて脱帽するしかないっすよ!!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

 東野圭吾先生の傑作中の傑作といわれる「白夜行」の続編らしい・・・ってことで「幻夜」にはかなり期待していたんですよ。

でも、普通こういう期待をしていると、
裏切られることが多いんですよ・・・

でも!こいつはすごいっす!
期待以上っす!!

昨日、夕方から読み始めて、夜中の3時まで
ノンストップで読んでしまいました。

「白夜行」を読んで面白いと感じた方は
もうこの日記は閉じちゃって、是非読んで欲しいですね~。
 
以下ネタバレに続く。
 
 
 
 
 
☆ ☆ ☆
 
いきなりですが、もしかしたら「白夜行の続編」ってのは
ちょっと表現として違ってるのかもしれませんね~?

だって、「白夜行」の登場人物が見事に誰も出てこないですもんね。

主人公の新開美冬は雪穂に間違いないと思うんですけど・・・多分。

しかし、これはすごいと思いますよ~。
「白夜行」の登場人物を次々と出すことはできると思うんですよ。
でも、まったく「白夜行」の登場人物を出さないことで、
「幻夜」はたんなる「白夜行」の続編に止まってないんですよね。

しかも、ちらちらと「白夜行」のエピソードや登場人物を
ぼかして登場させることで、すごい効果をあげてると思います。

今回も、色々な社会的事件が背景になってますね。
阪神大震災、地下鉄サリン事件、
あとは昔あまりとりあげられなかったストーカー事件、
事件じゃないけどカリスマ美容師とか。

それを背景に、今回の主人公・・・美冬が
成り上がっていく様を書いているわけですが、
最初は「雅也」が「亮司」の代わりなのかな~と
思っていたら、それすら美冬のコマにすぎなかったという・・・。

曽我を殺したあとの苦しみががっちり書かれているんで、
雅也も救われないキャラでしたね・・・。

そして、あのラスト!!

てっきり美冬が撃ち殺されて終わりかと思ったら、
そんな陳腐な終わり方はしませんでしたね~。

雅也も刑事も一気に葬ってしまうとはもう全然予測できませんでした。

あれって、美冬がどこかで弾を取り替えたってことなんすかね・・・?

また、いくつかの謎を残して終わってしまったけど、
まさかまた続編があるんじゃないだろうな・・・

それはさすがに無いと思うけど(^^;

ああ、しかし面白かったです。

東野圭吾先生の才能に完敗ってゆーか乾杯( ^^)/▽
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# by hasi009 | 2004-05-12 17:09 | 東野圭吾

東野圭吾「白夜行」


 面白かったです!!!!!

今まで読んだ東野圭吾作品で一番は「悪意」だと思っていたのですが、それよりも面白いと感じました。

 ってゆーか、私のミステリー歴で、一番面白かった作品といってもいいかもしれません。

 このあとはちょっとネタバレ気味になるんで、東野圭吾作品が好きで「白夜行」を読んで無い方がいたら、このHPはすぐに閉じて(笑)是非読んで欲しいですね・・・古本でも買えますよ。


 まず、舞台がいいんですよ。私の青春時代(笑)とオーバーラップしてまして。
 ファミコン、スーパーマリオなどたくさん懐かしいものが出てきます。極めつけはPC8801と9801ですか。「これからはキューハチの時代や」には笑ってしまいましたね。

 東野圭吾氏の小説は、詳細な調査に裏付けられた「社会的事件」が舞台になっているわけですが、それにしてもずいぶん入念にやってるなーと感心しきりです。こういった地道な努力がきっと東野圭吾の小説を重厚たるものにしていると思うんですが。

 この小説の主人公は、「亮司」と「雪穂」という二人です。
 小説では、「亮司」と「雪穂」が交互に登場します。二人は接触するどころか、電話で会話するシーンすら出てきません。
 この二人の周りでは、自殺者、殺人事件、レイプ未遂事件、プログラムの流出、失踪などいろいろな事件が起こります。
 一見、二人にはなんの関係も無いような事件です。しかし、彼らが関わっているというような暗示が「ちらり」と示されるんですが、そこですっごいゾクゾクするわけですよ。

 ホントに面白いです!お勧め(・▽・)
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# by hasi009 | 2004-05-11 17:22 | 東野圭吾
題名から、大雪で山奥に閉じこめられた人たちが殺人事件に遭うお話かな?とあんまり期待していなかったんですが、意表をつく展開が面白かったです。まったく、東野圭吾の作品って先が読めません。

 なんといっても、主人公の二人が登場するあたりでもういきなり「あらっっ?」てな感じでやられてしまいますからね(^^;

 マザーグースの暗号はよく分からなかったですが、密室の謎はなんとなく分かってしまいました・・・これって、「放課後」とちょっと似てるかも。それはちょっと残念でした。
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# by hasi009 | 2004-05-10 18:42 | 東野圭吾

宮部みゆき「理由」

大作です。文庫本なのに600ページ、値段は800円超えてます。その中にはもう文字が「みっしりと」詰まっています。

 正直、読むのがしんどかったですね。2ページ読んでちょっと休んで、2ページ読んでまた休んで、みたいな感じでした。

 というのは、話の本筋とはちょっと関係ないと思われることがたくさん書いてあるんですね。この小説の特徴としては、この小説を取材している人が記事としてまとめているような形体をとっていることです。ですから、登場人物のインタビューがたくさんでてきます。

 その人物の背景を、とにかくこと細かく書いているわけですよ。後から読んでみると、これはちょっといらないんと違うかな~と思ったところがけっこうありました。

 いや、もしかしたらリアリティを追求というか、高めていくために必要な文章なのかもしれませんが、ちょっと苦しかったです。

 盛り上がってくるのは、転落死した人間を突き落とした人が出てくるあたりからですか。

 といいつつも殺人事件の全貌が明らかになるところではかなり引き込まれました。多分、殺人が行われた場所にいる人たちの背景をこれでもかこれでもかと教えられたからかもしれませんが。

 でも、やっぱりちょっとしんどかったです(^^;
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# by hasi009 | 2004-05-09 09:30 | 宮部みゆき

リンク集

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Book&Movie 小説や映画の感想批評書き殴りページ。小説は、東野圭吾、宮部みゆきがメイン。

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# by hasi009 | 2004-05-08 16:41 | リンク集
ユーモアミステリーという新ジャンルを築いた、
赤川次郎の代表作です!

三毛猫ホームズはシリーズものとなっていまして、
その第1作目です。

面白かったですねー、これは。

探偵が猫で、相棒のワトソン役ともいえる
片山刑事が女性恐怖症ってところでもう笑えてしまうんですが、
本格的ミステリーとしても十分いけます。

ちょっとユーモアミステリーに飽きてしまって、
しばらく赤川次郎作品とは疎遠になっているんですが・・・

しかし、このシリーズが出たのは今から20年前ぐらいだと
思うんですけど、今でも続いているんですねぇ。

最新作は、シリーズ第40弾ですって・・・

もうびっくりです(^^;




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# by hasi009 | 2004-05-08 16:30 | 小説