モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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メル友さんが、かなり熱心に勧めてくれた本なんですが、本屋でみつけて、その厚さにちょっとひいてしまったです(^^;

 ページ数は600ページを超え、文庫本なのに800円という値段はどうかと。

 メル友さんは一風変わった推理小説だ、
みたいなことを言ってましたけど、
冒頭からは宗教だ心理学だなどと
退屈な話が延々と続きます。

 なんだ、これは宗教とかそんな話か?
と思っているとまたちょっと変わった探偵が
登場し、ある男の失踪事件が発生。

なんの意味もなさそうな冒頭のシーンは
実は巧妙な伏線で、やがて物語は
衝撃のシーンへとつながっていく・・・。

 面白かったです。
 久々に重厚な手応えを与えてくれた作品です。分厚いだけに読むのにすごい苦労するけれど、その分だけの感動があると思います。

 あ、でも小説で使われているトリックには、ちょっと賛否両論があるみたいですね。
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by hasi009 | 2004-05-31 16:49 | 小説

結婚式の憂鬱

当方、30過ぎで独身だったりします。

独身だと、自分の家では誰にも気を遣わなくても良い、無駄遣いしなければ割と贅沢ができる、仕事以外の時間は全て自分の物、などなどいいことはいっぱいあったりするわけなんですが、
トシを取るに重ねていろいろと疎ましいことがでてきます。

その最たる物が、結婚式(他人の)に出席することが憂鬱になってくる、ってことです。

先日、ゼミの同期生の結婚式がありました。

結婚式では「結婚した?」ってのが挨拶代わりみたいなもんです。

友人A「結婚した?」  
・・・してません

友人B「モギってまだ独身だよな?予定はあんの?」   
・・・・全然未定です

大学の恩師「ゼミの同期で結婚できてねぇのはおまけだけだぞ!」  
・・・・申し訳ございません

友人C「子供はまだか?」

・・・・・・・・・・・・・


あ~もう放っておいてくれ頼むから!!(T▽T; 


・・・ちなみに、私は結婚式が好きじゃありません。

特に、「余興」が嫌いです。

あんなもん、別にやらなくてもいいし、
別に結婚式を盛り上げなきゃならない
理由なんてないでしょう。

だいたいその余興の時には新郎新婦は
お色直しとかで席にいないし!

あ、でも結婚式でいいところっていえば、
大分料理が美味しくなってきたって
ことでしょうか。

昔は、確か結婚式の料理っていえば
かなりひどかった気がします。
良くなったといっても、
会費1万2千円の価値にはほど遠いですが。

(注:北海道では、結婚式はほとんど会費制です。現在の相場は、だいたい1万2千円になっています。ついでに、服装は普通のスーツで、礼服とかは特に着たりしません)

なんだかんだいって、
久々にあった友人達と昔話に花を咲かせつつ、
上機嫌で飲んでいたら、
発起人代表がこちらに寄ってきました。

「余興のとき、同期の方々で歌を歌ってください。新郎からの伝言です」

「当日言うなよそんなこと!!(T▽T;」


同期の友人達はパニックです。

「結婚式って何を歌えばいいんだ??」
「乾杯っていうのもベタだしな~」
「ベタだけど、やっぱりあれにするしか無いんじゃないか??」

スキをみて、トイレに逃げようとしましたが、武道系の友人にがっしりと
肩をつかまれてしまいました。

「どこへ行く(ーーメ」


・・・・(T▽T;

数分後、ステージで「世界で一つだけの花」を熱唱する私の姿がありました。

新郎新婦が席にいないのは言うまでもありません。

結婚式は無事終わり、2次会になります。

2次会がまた独身者にはうっとぉしい。

最初は、新郎グループ、
新婦グループで分かれて飲んでますが、
徐々に席替えがはじまりいつの間にか

即席合コン

のような状態になります。

そこではじまるのが指輪のチェック。
めざとく私の指に何もついてないことをみつけた新婦側の友人達は、

「ちょっとA美!この人独身よ~!! 」

新婦側の独身者と強引に隣同士に座らされ、
今の仕事とか趣味とか週末の予定とか
根ほり葉ほり聞かれてしまいました。

もう、かなり居づらかったです。

あの日あの時あの場所で「結婚しよっか」
といっておけば独身生活におさらばって
状況は無かったわけじゃ無かったんだけど、
イロイロとふみきれなかったんだよね~


3次会、親しい友人と行ったスナックで、
ホステスさんに愚痴る私でありました。
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by hasi009 | 2004-05-30 23:16 | 色々テキスト

東野圭吾「眠りの森」

ちくしょう、かっこいいぜ加賀恭一郎!!

 いや、この小説にはしびれました。もしかしたらべたべたな話なのかもしれませんが、私はこういうの大好きです。

 ミステリーかと思ったら、実はジャンルがちょっと違いますよね、この小説。東野圭吾って守備範囲が広いですね。

 ミステリーとしてははっきりいって平凡でしょう、でも、加賀恭一郎とヒロイン(←死語?)浅岡末緒がいいですよねー。ちょっと理想的すぎるかもしれないですけど。

 今は流行らないかもしれないけど、最後の台詞にはしびれましたです。

 加賀恭一郎がちょっといいな、と思った人がいたら、この作品を読まないと損かも!
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by hasi009 | 2004-05-29 11:18 | 東野圭吾

ショーシャンクの空に


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 いい映画でした!!見終わった後の爽快感が最高です。

 派手なアクションもないし、綺麗な女優さんもいません。 しかし、ストーリーが抜群に良いです。

 ストーリーの方で、主人公は不運なことに絶望と諦めしか無いような状況に追い込まれてしまうわけですが、そこから大逆転してしまうところは痛快の一言ですし、あちこちに絶妙に張られた伏線が、最後の最後に収束していく様が実に見事でした。

 ティム・ロビンス, モーガン・フリーマンら出演陣の演技も素晴らしく、久々に非の打ち所のない映画をみた思いです。

 あちこちの映画批評サイトでけっこう高評価だったんですけど、これはなるほど、面白い映画でございました。

 インターネットでお小遣い稼ぎ
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by hasi009 | 2004-05-28 15:34 | 映画

重松清 「疾走」 


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いや、すげぇ作品です。ただただ、圧倒されます。
 
 主人公はシュウジという少年で、彼の小さい頃から話が始まります。最初は、彼には兄がいて、両親がいて、友達がいるんですけど、だんだんと彼は孤独になっていきます。

 彼が住む、「沖」と「浜」の複雑な関係。バブル期にあったリゾート開発と地上げ。ヤクザ。友達の非行化。いじめ。それぞれが彼をじわじわと、容赦なく彼を痛めつけていくわけなんですが、それが実に凄まじいです。

 読んでいて、実に苦しい作品でした。読んでいる方もずっと走り続けているような、そんな息苦しさが感じられました。
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by hasi009 | 2004-05-27 14:51 | 小説

バイオハザード


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カプコンの超ヒットゲーム、バイオハザードの映画化。

 ゲームを映画化したものってつまらない映画になってしまうことが多い(ような気がする)んだけど、これはなかなか楽しめました。

 ゲームの世界観を大事にしてるし、主人公のミラ・ジョボビッチは存在感抜群だし、(正直好みじゃないが (・∀・;) ) 、ちょっと安心させておいて、そのあとびっくりさせるというホラーの基本を押さえ、バイオハザードの世界を壊さないようにストーリーやセットが組まれています。

 最後はやっぱりタイラントがいてもよかったんじゃないかな~と思いましたが、まぁあれでも良いかなぁ。

 映画全体を「B級」っぽさが漂っているんだけど、それもまた良し。

 あの終わり方は、どう考えても続編があるよね?楽しみだなー。

(追記)


BULEさんから情報いただきましたー。




続編あります!楽しみ楽しみ(・∀・)


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by hasi009 | 2004-05-26 15:39 | 映画

ターミネーター3


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前作、ターミネーター2は、我が映画人生の中で最高傑作と思っているので、
その続編というとかなり難しいだろうなぁ・・・
とあんまり期待していなかったら、
まぁまぁ楽しめました(^^;

でも、やっぱりターミネーター2には遠く及ばないですねぇ。

まず、敵役のT-Xですが。
液体金属でどんな形にも変化できる、Tー1000のインパクトに比べると明らかにパンチ不足。女性ってアイディアはいいし、クリスタナ・ローケンもチャーミングなのにしっかりサイボーグしていていい感じなんだけど。

ジョン・コナーは、ちょっと配役ミスかな。2のコナー役エドワード・ファーロングの10年後とはとても思えん(鼻の穴が大きすぎ(笑))。
クレア・デインズは、ちょっと大人っぽすぎて、今回のジョンとは合わないような気がする。

そして、問題のストーリー。

どうも、1,2と比べると、脚本に違和感があるのはなぜだろう?監督が代わったからかもしれないけど、もうちょっとやり方があったような気がするなぁ。

 特に、T-Xのやられ方が簡単すぎるような。ターミネーターなら、あの爆発ぐらいなら耐えないとね。

 そして、あのラスト・・・・ちょっと、「はぁ?」と思ってしまったね。結局核戦争止められないなんて・・・・。

 これって、やっぱり「4」があるってことなのかなぁ。

 悪いことばっかり書いてるけど、眠たくなりそうなシーンは無かったし、アクションはけっこうすごかった。あれなら、映画館で観る価値はある。

 良くできたSFアクション映画、だけど、ターミネーターシリーズとしては、ちょっと面白みに欠ける。

ターミネーターの1、2には遠く及ばないけど、マトリックスリローデッド、続編もののエイリアン3よりはずっとマシ、という感じかな~。

 ああ、しかしシュワちゃんが知事になっちゃったときはあきれてしまったです。
 この映画のつづきはどうしてくれんの?って感じで。

 
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by hasi009 | 2004-05-25 17:08 | 映画
 この本には、表題作「我らが隣人の犯罪」に加えて、4編の短編小説が収録されてます。

「我らが隣人の犯罪」は、宮部みゆきさんのデビュー作なんですけど、それにしては、恐るべき完成度~って感じがします。
 この作家さんの才能がどれほどすごいものか教えてくれる作品でもあります。

 ただ、宮部みゆきさんの作品は、途中いったいどうなるんだろう、とドキドキしながら読んでいくと、結局ハッピーエンドというのが多いんですよね~。

 我らが隣人の犯罪も、一本の細いロープを渉るような緊張感がありつつも、最後はやっぱりハッピーエンドとなっちゃいます。私的には、どうもそれが物足りない感じを受けてしまうんですよね(^^;

 「模倣犯」が傑作と思えるのは、最後に真犯人が逮捕されながらも、登場人物達の大切なものは帰ってこない、その悲しさにあるんじゃないかな、と思うのは私だけでしょうか。

 といいつつも、この本に収められた小説は秀作ばかりです。やっぱり宮部みゆきって巧いですね(^^
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by hasi009 | 2004-05-24 19:08 | 宮部みゆき

フレディVSジェイソン

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 そこそこ面白かったです。全然怖くなかったですけど。

 13日の金曜日、エルム街の悪夢っていうと、昔死ぬほど怖かった映画だったんですが、この映画ではそんな怖さはなくて、ホラー界の二大スターの対決というようなエンターテイメント性が強い映画になっています。

 人がいっぱい死ぬんですけど、そんなわけでとにかく全然怖くありません。フレディとジェイソンの戦いはまぁまぁ迫力ありましたが、どちらもほとんど不死身なんで緊迫感が足りないんですね~。ターミネーターみたいに壊れたりしないし。

 でも、コンセプトとしては面白いし、血がドバドバと派手に飛び散るスプラッターシーンはみていて気持ちがいいです。

 何より、ヒロインのモニカ・キーナさんが色っぽくていいですね。映画にセクシーな女優さんを求める方なら、それだけでも見る価値はあるかなと。
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by hasi009 | 2004-05-23 18:41 | 映画

28日後

 ネタバレ&辛口です~ご注意を。

 交通事故による昏睡から目覚めたジムは、病院はおろか街全体から人が消えたロンドンをさまよう。28日間で広まったウイルスによって感染者は凶暴化し、非感染者たちはロンドンから脱出していたのだ。ジムは、感染者の攻撃をかいくぐりながら、わずかに残された非感染者とともに安全な場所を目指す・・・というストーリー。

 一言でいうと「つまらなかった!」です。

 ドーンオブザデッドの素晴らしい出来に感動して、ゾンビ映画をみたくなったんでわざわざオークションでDVDを落札したんですけどね~。

 冒頭からフランク親子に出会うまではなかなか良かったです。なかなかの緊張感がずっと漂ってましたしね。

 なんだこりゃあ、と思うのが、車で移動するシーンからです。

 近道だといって、トンネルに突っ込むんですけど、その必然性が実に少ない。いつ感染者に襲われるか分からないのに、あんな危険をおかすか普通?!・・・と画面に一人つっこみです。

 スーパーに寄るシーンもよく分からない。それと、あの少年の感染者を殺すところも。

 ガソリンを入れるために、あれはハンバーガーショップかな?にジムが入っていくんですけど、それが良く分からない。

 入っていく必然性が無い。その辺に転がっている死体がいつ襲って来るにもかかわらず、ジムは何をやってんだと。
 
 それからその前のジムの台詞、「うるせぇ女だな」が、なんかジムの台詞じゃないみたいですげぇ違和感ありました。その中で、子供の感染者を殺すのは、後半の話のちょっとした伏線になるんでしょうけど、かなり不自然な感じがしましたね。

 お父さんが感染するシーンは悲劇的で良かったです。しかし、その後の館でのやりとりがまたおかしいというか。

 相棒をたたき殺しておいて平気な顔をしていたセリーナが、フランクの死でいきなりしおらしくなってしまうし。

 セリーナとハンナを兵士達の慰み者にするってアイディアも陳腐だし、ただの自転車メッセンジャーのジムが銃と感染者を利用して兵士達を抹殺していくというのも不自然すぎるし。

 最後の方は、全然怖くなくなってしまいました。

 ドーンオブザデッドと比べるまでもなく、引っかかるところが非常に多い映画でした。
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by hasi009 | 2004-05-22 23:00 | 映画