モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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カテゴリ:小説( 54 )

江戸川乱歩「暗黒星」

「今までに読んだ中で、一番衝撃を受けた本は?」

と聞かれると、迷わずこの本を挙げます。

 はじめて、この小説を読んだのは確か中学生のとき。

 当時、私は学校の図書室にあった江戸川乱歩の本を片っ端から読んでました。

 図書館にあった江戸川乱歩シリーズは、ほとんどが明智小五郎VS怪人二十面相という お話が多く、それらは殺人事件などは起こらず、ミステリーとしてはわりと軽い話が多かったと記憶しています。

 その中にあって、「暗黒星」は、明智小五郎が残虐な殺人事件に挑む、 本格的な推理小説でした。

 実は、話としては単純だったりします。

 事件の中で、一番の被害者であり、最も犯人らしくない青年が犯人だった・・・というものでした。

 しかし、それまでそんな小説に会ったことが無かった私にとっては、ずいぶんと大きな衝撃を受けたもんです。

 先日、たまたま古本屋で暗黒星をみつけたので、思わず買ってみました。

 読んでみると、もちろん当時のような衝撃を受けることは無かったし、 文章にも古さを感じてしまった。

 ・・・正直つまんなかったです(^^;

 とはいえ、私をミステリーの世界へといざなったこの小説は、 きっと記憶の中に残り続けると思います。

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by hasi009 | 2004-06-02 20:10 | 小説
メル友さんが、かなり熱心に勧めてくれた本なんですが、本屋でみつけて、その厚さにちょっとひいてしまったです(^^;

 ページ数は600ページを超え、文庫本なのに800円という値段はどうかと。

 メル友さんは一風変わった推理小説だ、
みたいなことを言ってましたけど、
冒頭からは宗教だ心理学だなどと
退屈な話が延々と続きます。

 なんだ、これは宗教とかそんな話か?
と思っているとまたちょっと変わった探偵が
登場し、ある男の失踪事件が発生。

なんの意味もなさそうな冒頭のシーンは
実は巧妙な伏線で、やがて物語は
衝撃のシーンへとつながっていく・・・。

 面白かったです。
 久々に重厚な手応えを与えてくれた作品です。分厚いだけに読むのにすごい苦労するけれど、その分だけの感動があると思います。

 あ、でも小説で使われているトリックには、ちょっと賛否両論があるみたいですね。
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by hasi009 | 2004-05-31 16:49 | 小説

重松清 「疾走」 


cover


いや、すげぇ作品です。ただただ、圧倒されます。
 
 主人公はシュウジという少年で、彼の小さい頃から話が始まります。最初は、彼には兄がいて、両親がいて、友達がいるんですけど、だんだんと彼は孤独になっていきます。

 彼が住む、「沖」と「浜」の複雑な関係。バブル期にあったリゾート開発と地上げ。ヤクザ。友達の非行化。いじめ。それぞれが彼をじわじわと、容赦なく彼を痛めつけていくわけなんですが、それが実に凄まじいです。

 読んでいて、実に苦しい作品でした。読んでいる方もずっと走り続けているような、そんな息苦しさが感じられました。
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by hasi009 | 2004-05-27 14:51 | 小説
ユーモアミステリーという新ジャンルを築いた、
赤川次郎の代表作です!

三毛猫ホームズはシリーズものとなっていまして、
その第1作目です。

面白かったですねー、これは。

探偵が猫で、相棒のワトソン役ともいえる
片山刑事が女性恐怖症ってところでもう笑えてしまうんですが、
本格的ミステリーとしても十分いけます。

ちょっとユーモアミステリーに飽きてしまって、
しばらく赤川次郎作品とは疎遠になっているんですが・・・

しかし、このシリーズが出たのは今から20年前ぐらいだと
思うんですけど、今でも続いているんですねぇ。

最新作は、シリーズ第40弾ですって・・・

もうびっくりです(^^;




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by hasi009 | 2004-05-08 16:30 | 小説