モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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カテゴリ:小説( 54 )

重松清 「流星ワゴン」

評価:★★★★

重松清さんの作品を読むのは「疾走」に次いで2作目です。

笑っていいとも増刊号で、柴田りえさんが絶賛していたので
買ってみましたw

いやあ、面白かった!感動した!

この人も、淀みのない文章書く人ですよね。
全然ひっかかるところが無いというか。
 
以下、ネタバレ含む。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

名前は忘れてしまったのですが(・∀・;)

ワゴンにのっていた子供がお母さんと上手く会えなかったシーン、
最後のお別れかと思ったら帰ってきたシーン、
チュウさんが、最後に息子を生きさせてくださいと
懇願するシーンでかなり泣けました。
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by hasi009 | 2006-01-08 14:24 | 小説

福井 晴敏「 Twelve Y.O. 」

評価:★★★

沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省(ペンタゴン)が、たった1人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は?真の目的は?圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。


うーむ。ひと言でいうと「面白い」んだけど、
ローレライやイージスに比べると、さすがにしんどいというか。

ストーリーとか人物設定とか福井さん独特の文体とか、
面白いことは面白いんだけど、一つの小説としたら
完成度は高くないって感じかな。

カットされて磨かれる前のダイヤモンドみたいな。
 
しかし、この話は後の「亡国のイージス」につながっていたり、
ローレライのパウラや、
イージスの登場人物の元となったような人達が出てきて面白いですね。
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by hasi009 | 2006-01-04 13:10 | 小説

乙一「小生物語」

評価:★★★★★

「天才」乙一さんが、ウェブ上に書きつづった日記をまとめた本。

本人いわく、「こんな本にお金と時間を使うのは無駄だ」
とおっしゃってますが、
かなり面白い本です。

乙一さんというと、死体をよく扱った小説をよく書いていますが、
この本はかなり笑えるところが多いです。

それから、ショートショートよりさらに短い短編みたいな文章があって、
適当に関わらず、やっぱり天才が書くとこんな面白い文章になるのだな、と感嘆させられてしまいます。

乙一先生は、意外にオタクなところがあり、
そこでもずいぶんと笑えます。

超お勧めな本です。
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by hasi009 | 2005-10-24 18:09 | 小説

小説「亡国のイージス」

評価:★★★★★

問答無用の満点です!!
すげぇ面白かったー。

「ローレライ」も面白かったですが、
ローレライよりも話しが短くて、
テンポが良かったような感じもします。

ローレライ読んで面白かった、という人は、
きっとイージスも面白いと思えるはずなので、
ぜひ読んで欲しいですね。
 

以下、ネタバレの感想。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

最初の、護衛艦に向かって手を振るシーンがいいですねー。
如月行からみたところと、宮津からみたところが
上手くからまっていて、そこでもう引き込まれました。

そしてそれはまた最後のシーンでも効果的に使われていて。

如月が仙石に対して、「色々なものをもらった」
といったところで涙腺が熱くなってきて、
二人が護衛艦に向かって手を振るシーンを
想像したらもう泣けてしまいました(・∀・;)

それにしても、映画のCMやっていて、自衛隊の護衛官を舞台にしたドンパチが主かと
思っていたら、人間ドラマが主なんですねー。
いい意味で裏切られました。

ってゆーか、映画ではあの仙石を
真田広之なんですね!!

全然イメージ違うし!!

小説では、どっぷり太ったおっさんのはずなんですけどねー。

もしも私が仙石にキャスティングするとしたら誰だろう?

うーん、思い浮かばないなぁ。
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by hasi009 | 2005-09-17 14:03 | 小説
評価:★★★★

(あらすじ)
表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。わが町のトピック「スイカジュース事件」をそこはかとなく綴ったところ、意外にも作家本人から返事が。しかも、例の事件に客観的な光を当て、ものの見事に実像を浮かび上がらせる内容だった―。
 


いやあ、面白かったですよ、これは。
暖かさと懐かしさが満載で、心が安らぐような感じがします。
読んで良かったと思える小説です。

ミステリーっぽさは少ないけれど、
殺人とか血とかどろどろした小説ばっかり読んでる私のような人は、
これを読んで心をリセットした方が良いかとw
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by hasi009 | 2005-08-18 17:24 | 小説
評価:★★★★★

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は独自の調査をはじめるのであった―――――。
 
 
 
 
 
うおおおお。面白ぇ(・∀・;)

こいつはイイです!!

もう、四の五のいわずに頼むから読んでくれという作品です!!!
 
 
 
 
 
以下、ネタバレ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いやー、全然予備知識無いまま読んでいったんで、
あの展開には呆然ですよ(・∀・;)
 
そういわれてみると、トイレで立ち上がってびっくりしたとか、
ミートパイを食べているところを
喫茶店のマスターがじっとみていたところとか
なんとなく伏線はありましたねぇ。
 
ただ、そのオドロキの展開だけではなくて、
そこまで持っていく展開が良かったと思います。

割と厚めの小説でしたけど、
全然長いと思いませんでした。 
 
それにしても、ハサミ男が映画化されるらしい!!(・∀・;)

ぜってー無理だろ!

とか思っていたら、やっぱりストーリーは変えられちゃうみたいですね。。 
 

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by hasi009 | 2005-04-06 19:02 | 小説
評価:★★★

あちこちで絶賛されている小説なのですが・・・。

私の評価はイマイチ。
 
以下、ネタバレへと続きます。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
序盤から、少女が発見されるまでは実に見事な展開で、
ぐいぐいと引き込まれたのですが―――――

しかし、そこから真犯人が分かるまではとにかく退屈な感じがしました。

私のコンディションがちょっと悪かったというのもありますが。
それと、私的にですが、ちょっとひっかかる表現とか文体にも少しなじめませんでした。
 
実は、真犯人も序盤でなぜか見当がついてしまいました。
 
最近、そういう小説を読んでしまったので。
というか、この小説で奇をてらうとしたら、
あの人たちを犯人にするしかないもんね。 


 
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by hasi009 | 2005-04-04 21:02 | 小説
評価:★★☆☆☆

年末年始の休みを利用して読み終えましたよ、ハリポタ。

でも、評価は★二つ・・・・。

ようするにあまり楽しめなかったってことです。

いやー、しかしハウルといい、ハリポタといい、
まわり(特に若い人)ではすごい評判いいんですが、
素直に楽しめなくなってきているのはオヤジ化しているから
なんでしょうか?(・∀・;)


以下、ネタバレの感想。 
 
 
 
 
 
★ ★ ★ 
 
 
 
 
とにかく、読んでいて楽しく無いんですよ。

ハリーがずーっと怒りっぱなしなんですよね。

情緒不安定ってのは思春期の子供の特権ですけど、
それにしてもねぇ・・・・。
 
これは、後でハリーがしっかりとした大人になっていく過程の巻なんですかね?

上下巻で1362 p全てを後のお話の布石に使ったとしたらそれはそれですごいが(・∀・;)


あと、ハリーにダンブルドアが連絡をとろうとしなかったこととか、
最後の展開がちょっと分かりづらかったなぁ・・・

あのキャラが死んでしまったこともよくわからん。

学生がみんなちゃんと死喰い人と戦えているのにねぇ(・∀・;)

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by hasi009 | 2005-01-07 20:24 | 小説
評価:★★★★☆

雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で起きる連続殺人事件…。果たして犯人は誰なのか!?
 
 
うーん、やられたぁ!!(・∀・;)

雪に閉ざされた山荘での連続殺人なんてのは
もうミステリーの典型的な舞台なわけで、
そこにどういった仕掛けをするか?

というのが小説家の腕の見せどころですよね。

読む前から、いったいこの小説の真相は・・・
と疑いながら読んでいったわけですが、
最後の最後にがつーんとやられてしまいました!

まだ、ミステリーにこんな手法が残されていたとはねー(・∀・;)


以下、ネタバレの感想とか。

 
☆ ☆ ☆ ☆

 
 
とにかく、小説全体にしかけられた読者を欺くためのトリックをよく思いついたもんだなと。

小説の紹介文にあるように、「正々堂々」かどうかはともかく(・∀・;)

なかなか良いトリックだと思いましたですよ。

小説の方も、登場人物が個性的だったので
楽しく読むことができました。

特に、ヒロインがとっても魅力的な女性に書かれているのがいいですね q(≧∇≦*p
 
惜しむらくは、そこでおきる殺人事件が少し平凡だったのと、
殺人の動機が納得しづらいもので、
そして説明が長すぎたところでしょうか。

壁のすすを消すために雪を使った―――――
というんですけど、ごまかすためにそんなことをしたら、
逆のそっちの方がすぐにばれてしまいそうなもんですが(・∀・;)

という点はあるんですけど、
なかなか良いミステリーだと思います。


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by hasi009 | 2005-01-05 22:20 | 小説
突然の大地震。気がついた時、僕の意識は他人の身体に入っていた……。人格が入れ替わるという怪現象に巻き込まれ、パニック状態の僕達を、何者かが襲う。犯人は密室にいる6人の身体に次々と移り替わる“誰かの人格”なのだが……。

 タイトル通り、人格がどんどん入れ替わるという、そんな状況下で殺人が起きたら?という設定で構築されたミステリーです。

 人格が入れ替わるといっても、そこには必要最低限のルールが設けられているので、話が支離滅裂になることなく、おもしろおかしく読んでいくことができます。

 ただ、西澤 保彦さんの作品全般にいえることなんですが、いまいち緊迫感が足りないところが残念ですかね?



以下、ネタバレ的な感想。
 
 
 
 
 
最後の最後、実はあの人格はあの彼女だった!

というアイディアは良いのですが。

しかし、その最後の推理が、なんとなく、自己満足で終わっているようなところが・・・。

だって、それが分かっても分からなくても、あの二人には関係無いのでは?(・∀・;)

どうせなら、最後の最後、その人格がある形でよみがえる、なんてのはどうでしょうね。

例えば。

人格転移は、気絶している状態では起こらないというルールをつくる。

あの最後の人格があそこで死ぬんじゃなくて、主人公達との戦いで
行方不明な状態になる。→その人格は、ずーっと気を失った状態になる。

で、主人公が最後にあの人格の正体に気づく。

そこで突然人格転移が起こり・・・

なんてことになると、最後が盛り上がるかなーと。

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by hasi009 | 2004-12-17 16:07 | 小説