モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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綾辻 行人 「十角館の殺人」

綾辻 行人氏の作品を読んだのはこれが初めてです。館シリーズが面白い」とHPに書き込んでくれた人がいましたので、買ってみました。かなり面白かったです。

 以下、ネタバレ含みます。
 
 この小説のつくりは私にはちょっと新鮮で。犯人が連続殺人を企てるんですが、それが完成してしまうんですね。

 普通は、どこかで探偵がその殺人を止めて謎解きをするんですけど、この小説では犯人の回想で、全ての謎が明らかにされています。

 それと、効果をあげているのが、登場人物の多くに推理小説に関するあだ名がつけられていること。

 真犯人が明らかになるとき、このあだ名で「がつん」とやられてしまうわけですが、そこまでの布石が素晴らしかったですね。

 ただ、残念なのは、あきらかにおかしいと感じるところがあることです。

 「アガサ」は口紅に塗った青酸カリで死んでしまうわけですけど、口紅に塗られた青酸カリのアーモンド臭に気づかなかったのかな?と。

 素人なら、もしかしたら分からなかったかもしれないですけど、アガサは推理小説ファンでしたし。むしろ、女性だったらその臭いに気づかなかったわけは無いと思うんですけどね~。

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by hasi009 | 2004-08-13 18:30 | 小説