モギと申します。小説や映画、その他もろもろの感想を書き殴ってます。評価は、★5つで満点です。


by hasi009
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西澤 保彦 「人格転移の殺人」

突然の大地震。気がついた時、僕の意識は他人の身体に入っていた……。人格が入れ替わるという怪現象に巻き込まれ、パニック状態の僕達を、何者かが襲う。犯人は密室にいる6人の身体に次々と移り替わる“誰かの人格”なのだが……。

 タイトル通り、人格がどんどん入れ替わるという、そんな状況下で殺人が起きたら?という設定で構築されたミステリーです。

 人格が入れ替わるといっても、そこには必要最低限のルールが設けられているので、話が支離滅裂になることなく、おもしろおかしく読んでいくことができます。

 ただ、西澤 保彦さんの作品全般にいえることなんですが、いまいち緊迫感が足りないところが残念ですかね?



以下、ネタバレ的な感想。
 
 
 
 
 
最後の最後、実はあの人格はあの彼女だった!

というアイディアは良いのですが。

しかし、その最後の推理が、なんとなく、自己満足で終わっているようなところが・・・。

だって、それが分かっても分からなくても、あの二人には関係無いのでは?(・∀・;)

どうせなら、最後の最後、その人格がある形でよみがえる、なんてのはどうでしょうね。

例えば。

人格転移は、気絶している状態では起こらないというルールをつくる。

あの最後の人格があそこで死ぬんじゃなくて、主人公達との戦いで
行方不明な状態になる。→その人格は、ずーっと気を失った状態になる。

で、主人公が最後にあの人格の正体に気づく。

そこで突然人格転移が起こり・・・

なんてことになると、最後が盛り上がるかなーと。

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by hasi009 | 2004-12-17 16:07 | 小説